学費支援プラットフォームのstudygiftが炙り出したもの

 

studygift 〜学費支援プラットフォーム〜

 

新しくリリースされたこのサービスが、ネット上で色々と話題になっているようです。話題そのものについては下記を参照いただければ分かると思うので、リンクを貼っておきます。

「ただ困っている子を助けたかった」ー #Studygift は何が問題だったのか | Startup Dating [スタートアップ・デイティング]

 

自分がこの話題で感じたのは、サービスについてどうとか、第一号になって色々言われている坂口さんがどうとか、そういうことではないです。

 

やり取りされている話題を見て、今までの「固定概念」や「常識」と呼ばれている魔物たちの恐ろしさを垣間見ました。

「勉強とはそもそも…である」

「まずは勉強して結果を出してからものを言え」

「SNSをやって成績不振になって出資を募るのは言語道断」

「学費と言いつつPCや旅行の費用に使うのはけしからん」

などなど。例えは悪いかもしれませんが、まるで魔女狩りのような気味悪さを感じました。

 

結局のところ、ここに出たからといってお金を出す出さないを決めるのは出資者だし、もらったお金を運用するのは本人だし、それを誰もコントロールできないし、それって企業への投資も同じだし、お金を集めたからといって成功が約束されているわけでもない。出資する方もされる方も自己責任なわけです。

まあ、賛同的なコメントがFacebook上で実名を伴って書き込まれ、批判的なコメントの多くが匿名アカウントからの書き込みであるというのが興味深いところではありますが。

 

でも一方で、出資したりされたりという機会は一般的にそうそうあるものではないですよね。つまり、経験値がないわけです。その状態でこの一連の記事や騒動を見た人は、違和感や批判的な感情を持ってしまうのかもしれないなあと思ったり。今までの自分の価値観や経験で判断するな、と言ったってそりゃ無理なわけです。良いとか悪いの問題じゃない。

 

なので、これからもこういうケースはどんどん出てくると思いますし、増えるでしょうし、そのたびに賛否両論起きると思うんですが、まあこれは避けようがないかなと。その舞台を作る人も、舞台に上がる人も、タフネスじゃないとやっていけませんね。でも、その壁を乗り越えられる強さがないと、その一点を突破できたとしても、別の機会に違う壁に当たってまた困ってしまうので、それを覚悟の上でやるなら大いに良いことじゃないですかね。悪じゃない限り。

 

ネットがもたらしたいろんな「解放」と「開放」によって、自由の機会と幅がもの凄く広がった気がします。一方で、その自由さがもたらす副作用が良くも悪くも出てきていて、人類の歴史でいったらまだまだ黎明期なんでしょうけど、それらがリアルタイムで可視化される時代になったもんだから、情報の受け止め方とリアクションが人によってぴんから兄弟(そういや家入さんの似顔絵イラストとそっくりだな…)なわけですね。はい。

 

「モニター画面」というすごく近い距離の目の前を通して見るもんだから、そういった善し悪しに関わらず書き込みを見ることによって、面と向かって自分を否定されている(または支持されている)と感じてもおかしくない。そこに惑わされない強さを持たないと、巨大な自由を使いこなすことはできないってことなのかもしれないですね。でもほら、別に強制されるわけじゃないし、嫌だったら触れなければいいわけで、そこも「自由」だし。

 

結局のところ、あとあとの結果でしか評価できないですね。なんで、なるべく評論しないようにしてます。この本質は一体どこにあって何なんだ、ということだけを自己トレーニングの一環として考えるようにしてます。

 

えっと…ま、いいか。

 

昨日、a2iのイベントでYahoo!の安宅さんが話された「イシューからはじめよ(著書へリンク)」を聞いて、日頃からやわらか頭を意識して目指そうとしている自分が、いかに逆戻りして世に言われる「固定概念」や「常識」に染まっていたかを認識し、頭をハンマーで叩かれたような衝撃を受けました。会場の皆さんも少なからずそうだったようで、みんなイシューイシュー言ってました(笑)

別に言われていることは当たり前のことなんですけども、いかに限られた時間を無駄遣いしているなあと猛省した次第です。今日から一日一分節約して死ぬまで12日間くらい節約できたらめっけもんですね。はは。

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